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赤蜻蛉

二度目の赤蜻蛉。

 

前回、純太くんに連れてってもらったのが8月最終日。
あの時の感動がどうも忘れられなくて、もう一度行った。

 

18時30分頃、お店に到着。
まだ時間が早かったこともあって、店内はカウンターに常連さんが1人。

 

生ビールを頼むと女将さんの「早いやつも出しましょうか?」の問に二つ返事。
(「早いやつ」とはすでに作り置きしてあるおばんざいの事。)

何も言わなくても適当に見繕ってもらえるのはありがたい。

 

枝豆、数の子、がんもどきと里芋の煮物、なすとエビのデミグラスソース?煮込み。

これがまた丁度いい量で出てくる。どれも旨い。

 

早いやつを食べ終わる頃にお造り3種盛りにするか5種盛りにするか彼女と相談していたら大将から「うちは3種盛り頼んでも5種盛り頼んでもそれ以上の種類はいってるから」とのお言葉。とにかくいっぱい食べたかったので5種盛りを頼む。

結果的に8種類くらい入ってたのか、魚の種類は詳しくないのでどれがどの魚だったかはわからなかったけど、きずしとトビウオの刺し身が特に旨かった。
トビウオを捌く前、大将がトビウオの胸鰭を広げて見せてくれた。


刺し身を食べ終わった時点で僕のお腹はまあまあ膨れてて、後は彼女にお任せ。
甲高カレイの塩焼きとえのきポン酢を頼んで少し分けてもらう。旨い。

 

締めはご飯が良いというので、日替わりの炊き込みご飯を頼む。

「何か一緒に吸い物か味噌汁を見繕って貰えませんか」とお願いすると、
「あ、お吸い物と漬けもん付いてるから心配せんでも大丈夫やで」との返答。

 

日替わりの炊き込みご飯は鯛めしで、薄〜い味付け。
噛むとお米と鯛の甘みとほんのり苦味がある。苦味の正体は何だったのか。
それを口に含んだ状態で飲むお吸い物がたまらなく旨かった。

 

全部食べ終わり、史上最高に仕上がる。

あまりにも旨く、食べることに集中しすぎて気づかなかったけど、
お店を出る頃には店内は満席。

大将と女将さんもそれぞれの持ち場で急がしそうにしている。
タイミングを見計らってお会計をお願いし、店を出た。